2016年4月14日

電話占いの占術について

占いは対面やメールなどさまざまな方法がありますが、1990年代から始まった電話占いは、現在でも根強い人気を誇っている占いスタイルの一つです。これは電話口で相談しながらその場で直接占ってもらうことができる占いで、匿名性があることから安心して相談することができる方法です。その安心から特に女性からの人気を集めています。
占いにはたくさんの種類があります。大きく分けて3つに分類できるのですが、それぞれ命・卜・相と言われています。命とは生年月日から性質・傾向・人生などを占う方法で、占星術や四柱推命などがこの分類です。卜は偶然性や機運を利用して、人がかかわり合う事柄を占う方法です。タロットや水晶といった方法が当てはまります。相とは目に見える対象を見て現在への影響を占うもので、手相や人相といったものが当てはまります。占い師はこれらの方法を組み合わせながら占いをしています。
また、最近ではそれらに当てはまらない占いも増えてきました。いわゆる霊感占いなどスピリチュアルなものです。
霊感占いは占い師の霊感によって対象者の性格や性質を読み取って必要な事柄を伝えるという占いです。中には前世までさかのぼって視れるものもあり、特に電話占いで人気の高い占術となっています。
電話占いで使われる占術というのは、タロットや四柱推命、占星術といった有名な方法がほとんどですが、霊感を用いた占いを行う占い師も多くいます。特に最近では霊感占いやオーラ鑑定、リーディングといったものが特に人気となっています。
なぜ霊感が人気なのか、それはその的中率にあります。占星術にしろタロットにしろ、対面鑑定なら目の前で行ってくれるので信憑性がありますが、電話では本当に占っているのかわからないので、どうにも信じられない部分があります。しかし霊感占いは対面でも電話でも相手の気質を視るということだけで行われる鑑定で、しかも的中率が高いという事で信じられやすく、当たると思われています。そのため電話占いにおける霊感占いは最も人気の高い占術の一つとなっているのです。実際に口コミサイトなどでも霊感占いが上位にランクインすることも多く、ミステリアスな雰囲気だからこそ当たるかも、という期待が人気の秘訣のようです。
日本では大和時代ごろに中国からさまざまな占いが伝えられ、室町時代には占い学校のようなものもあったようです。さらに江戸時代には有名な占い師も誕生し、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」ということわざも生まれました。このように昔から占いは人々の暮らしの中に存在し、人々の生活の助けとなっていましたが、現代ではネット占いや電話占いなど、さらに人々の暮らしの中に身近なものとして占いが存在しています。人生で少し迷った時、新しい発想がほしい時など、電話占いなどは気軽に利用できて、悩みを相談できる、頼もしい存在です。占いは少しの息抜きや発想の転換、新しい気付きとしても活用できるの得、当たる当たらないではなく、アドバイスを聞くという心持で利用することが大切かと思います。そういった心構えで新たな意見を聞くつもりで占いを活用することが私たちの生活や人生を一段と豊かにしてくれるのでしょう。